SPECIAL
スペシャル
12月24日にZepp DiverCity TOKYOで結成3周年を記念した『Birthday Event 2019』を行った22/7。それから6日後の12月30日に、一年間、月1で開催してきた定期公演のファイナルが行われた。全12回、振り返ってみてもいろいろなことがあった。2回目からスタートしたソロコーナーは、それぞれにとって大きな経験になったし、パフォーマンスに関してはすでに何度も書いてきた通り、回を重ねるごとに良くなっていった。実はメンバー全員がステージに揃わないこともあったのだが、ダンスでは、不在のメンバーがいつ戻ってきてもいいようにスペースを空けていて、ステージにいるメンバーで、全力でファンを楽しませようとしていた。だからこそ、この12回のライブで、22/7は成長したと自信を持って言える。しかもここ数ヶ月は定期公演とは別にワンマンライブがあったり、TVアニメ『22/7(ナナブンノニジュウニ)』のアフレコがスタートしたり、かなりハードなスケジュールの中でライブをしていたと思うので、頼もしい限りだ。
『“ナナニジライブ” #12』は「何もしてあげられない」からスタートした。2019年にリリースされた11人全員で初めて歌う表題曲。定期公演でも何度も歌ってきたこの曲でナナニジの一体感を見せつけると、さっそく自己紹介へ。
この自己紹介コーナーも最後と思うと感慨深いものがある。「少し大人になって、かわいさ増し増し~!」と言ったのは涼花萌。前日が誕生日だったことと、かわいいをアピールし続けたということで100点満点の自己紹介だった。ちなみにこの挨拶、メンバー的にはかなりのプレッシャーだったそうで、何を言うかを考えるのが毎月本当に大変だったと、このあとのMCで打ち明けていた。
そして『Birthday Event 2019』で初披露されたTVアニメのOP&EDテーマへ。「ムズイ」は命の重さや生きる意味を歌ったシリアスな歌。ダンスでは葛藤やもがいている感じが表現されていたのも印象的だった。EDテーマの「空のエメラルド」は、サビで少し希望が見えるところとメロディの美しさがいい。緑色のライトに包まれて歌う姿もとても良かった。
「不確かな青春」「叫ぶしかない青春」という青春シリーズを続けて披露。この2曲はこの公演で何度も歌ってきているので安定のパフォーマンスだ。ただただメンバーのストレートな歌声が心に響いた。
続くMCでは、衣装のことやMCのことなど、『“ナナニジライブ”』の思い出をクロストークしていく。毎回ソロコーナーへの導入として茶番をしていたのだが、「あれ? 〇〇ちゃんがいない!」という重要な前振りを担当していた海乃るりは、ソロコーナーの準備ができたという合図を見てからやらなければいけないのに、ほぼ合図を見ないで言っていたと白状。そのあと実際に名前を言って呼び込む天城サリーは、冷や汗をかきながらフォローしていたという裏話を披露してくれた。そして、これまで10人がやってきたソロコーナーを振り返ろうと、ダイジェスト映像を見る流れに。
メンバーと一緒に映像を見ながら、ワイワイと盛り上がったあと、実は今日もソロコーナーがあるんです!とメンバーが言うと、会場からどよめきが起こる。新メンバーである河瀬詩が、ソロコーナーを担当するというのだ。メンバーに紹介され、ステージにドラムセットが準備されると、観客から再び驚きの声を上げる。河瀬がドラムを披露したのはLiSAの「紅蓮華」。おだやかな雰囲気からは想像できないような激しいドラミングを見せてくれた。
パフォーマンスが終わると、メンバーがすぐに登場し彼女を迎える。まさかのサプライズだったが、観客からも大きな温かい拍手が送られていた。
「私にとって最初で最後の定期公演で、まさかソロコーナーを担当させていただけるとは思ってもいませんでした。初めてのステージがまさかのドラムっていう…。緊張で、途中グダグダになってしまったんですけど、みなさんが盛り上がってくださって、すごく嬉しかったです。ありがとうございました」としっかり挨拶をすると、2月から始まるツアーでは、彼女を含めた11人でパフォーマンスすることが発表された。
本編ラストは、今年リリースし、定期公演では早くも盛り上がる曲のひとつになった「Rain of lies」、そして、会場のボルテージを確実に上げてくれる「未来があるから」で締めくくる。
アンコールでは「やさしい記憶」。それぞれの心を込めた歌声が本当に素晴らしく、感動的だった。最後はリーダーの帆風千春が「この定期公演で、メンバー同士の仲も深まったし、見せ方も追求していくことができた1年だったと思います。この1年で培ってきたものを2020年にも持っていって、もっともっと成長し続けます。これからも22/7の応援、よろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝える。続けて「最後に歌うのは『循環バス』です。この曲は“ナナニジライブ”全公演で歌った唯一の曲です。私たちもみなさんも嬉しいことや悲しいことがあると思うんですけど、循環バスに乗ったような気持ちで、毎月私たちの元に返ってきてほしい。私たちのライブでちょっとでも幸せな気持ちになってくれたらいいなという気持ちで歌わせていただいてました。2020年も私たちに会いに来てくれますか?」と天城サリーが問いかけると、力強い声が上がる。そして最後、いろんな気持ちを込めながら、笑顔で「循環バス」を歌い、『“ナナニジライブ” #12』を締めくくった。
1月からはTVアニメがスタート。そしてリズムゲームアプリ『22/7 音楽の時間』が春に配信予定(現在、事前登録受付中)、さらに公式ファンクラブ開設。2月26日には5thシングル「ムズイ/空のエメラルド」がリリースされ、『22/7 1st Tour ~ムズイ~』(2月27日[木]Zepp Tokyo、3月20日[祝金]梅田クラブクアトロ、3月27日[金]愛知ボトムライン)も決定したということで、2020年、さらに加速していく22/7の活躍を期待してほしい!
『“ナナニジライブ” #12』は「何もしてあげられない」からスタートした。2019年にリリースされた11人全員で初めて歌う表題曲。定期公演でも何度も歌ってきたこの曲でナナニジの一体感を見せつけると、さっそく自己紹介へ。
この自己紹介コーナーも最後と思うと感慨深いものがある。「少し大人になって、かわいさ増し増し~!」と言ったのは涼花萌。前日が誕生日だったことと、かわいいをアピールし続けたということで100点満点の自己紹介だった。ちなみにこの挨拶、メンバー的にはかなりのプレッシャーだったそうで、何を言うかを考えるのが毎月本当に大変だったと、このあとのMCで打ち明けていた。
そして『Birthday Event 2019』で初披露されたTVアニメのOP&EDテーマへ。「ムズイ」は命の重さや生きる意味を歌ったシリアスな歌。ダンスでは葛藤やもがいている感じが表現されていたのも印象的だった。EDテーマの「空のエメラルド」は、サビで少し希望が見えるところとメロディの美しさがいい。緑色のライトに包まれて歌う姿もとても良かった。
「不確かな青春」「叫ぶしかない青春」という青春シリーズを続けて披露。この2曲はこの公演で何度も歌ってきているので安定のパフォーマンスだ。ただただメンバーのストレートな歌声が心に響いた。
続くMCでは、衣装のことやMCのことなど、『“ナナニジライブ”』の思い出をクロストークしていく。毎回ソロコーナーへの導入として茶番をしていたのだが、「あれ? 〇〇ちゃんがいない!」という重要な前振りを担当していた海乃るりは、ソロコーナーの準備ができたという合図を見てからやらなければいけないのに、ほぼ合図を見ないで言っていたと白状。そのあと実際に名前を言って呼び込む天城サリーは、冷や汗をかきながらフォローしていたという裏話を披露してくれた。そして、これまで10人がやってきたソロコーナーを振り返ろうと、ダイジェスト映像を見る流れに。
メンバーと一緒に映像を見ながら、ワイワイと盛り上がったあと、実は今日もソロコーナーがあるんです!とメンバーが言うと、会場からどよめきが起こる。新メンバーである河瀬詩が、ソロコーナーを担当するというのだ。メンバーに紹介され、ステージにドラムセットが準備されると、観客から再び驚きの声を上げる。河瀬がドラムを披露したのはLiSAの「紅蓮華」。おだやかな雰囲気からは想像できないような激しいドラミングを見せてくれた。
パフォーマンスが終わると、メンバーがすぐに登場し彼女を迎える。まさかのサプライズだったが、観客からも大きな温かい拍手が送られていた。
「私にとって最初で最後の定期公演で、まさかソロコーナーを担当させていただけるとは思ってもいませんでした。初めてのステージがまさかのドラムっていう…。緊張で、途中グダグダになってしまったんですけど、みなさんが盛り上がってくださって、すごく嬉しかったです。ありがとうございました」としっかり挨拶をすると、2月から始まるツアーでは、彼女を含めた11人でパフォーマンスすることが発表された。
本編ラストは、今年リリースし、定期公演では早くも盛り上がる曲のひとつになった「Rain of lies」、そして、会場のボルテージを確実に上げてくれる「未来があるから」で締めくくる。
アンコールでは「やさしい記憶」。それぞれの心を込めた歌声が本当に素晴らしく、感動的だった。最後はリーダーの帆風千春が「この定期公演で、メンバー同士の仲も深まったし、見せ方も追求していくことができた1年だったと思います。この1年で培ってきたものを2020年にも持っていって、もっともっと成長し続けます。これからも22/7の応援、よろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝える。続けて「最後に歌うのは『循環バス』です。この曲は“ナナニジライブ”全公演で歌った唯一の曲です。私たちもみなさんも嬉しいことや悲しいことがあると思うんですけど、循環バスに乗ったような気持ちで、毎月私たちの元に返ってきてほしい。私たちのライブでちょっとでも幸せな気持ちになってくれたらいいなという気持ちで歌わせていただいてました。2020年も私たちに会いに来てくれますか?」と天城サリーが問いかけると、力強い声が上がる。そして最後、いろんな気持ちを込めながら、笑顔で「循環バス」を歌い、『“ナナニジライブ” #12』を締めくくった。
1月からはTVアニメがスタート。そしてリズムゲームアプリ『22/7 音楽の時間』が春に配信予定(現在、事前登録受付中)、さらに公式ファンクラブ開設。2月26日には5thシングル「ムズイ/空のエメラルド」がリリースされ、『22/7 1st Tour ~ムズイ~』(2月27日[木]Zepp Tokyo、3月20日[祝金]梅田クラブクアトロ、3月27日[金]愛知ボトムライン)も決定したということで、2020年、さらに加速していく22/7の活躍を期待してほしい!
<SETLIST>
M1「何もしてあげられない」MC
M2「ムズイ」
M3「空のエメラルド」
MC
M4「不確かな青春」
M5「叫ぶしかない青春」
MC
<河瀬詩 ソロステージ>
ドラム
MC
M6「Rain of lies」
M7「未来があるから」
EN1「やさしい記憶」
MC
EN2「循環バス」