SPECIAL
スペシャル
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5月8日―
大型連休も明け、すっかり夏めいた空気を吸い込み、
一つ一つ、ずれが生じた歪みを解消し、調律を合わせる
そうやって、また自分らしく、リスタートしてゆく
5月というのは、そういう季節かもしれない
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1月から続く定期公演も、気づけば折り返し地点―
この日の主役は、椎名桜月
アクアマリンで染まった『Overture』
今日もまた、熱い視線が注がれる
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『ナナニジライブ2023』
もう馴染みとなった、このライブロゴ
実は、8人がそれぞれ直筆で書いた、
合作であったことが明かされた
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『ソロコーナー』
グループ加入から早一年、
“アイドル”になってからはじめて、人前で奏でるギター
緊張感の伝わる、指先
テレビアニメ「しゅごキャラ！」のキャラクターソング
「Blue Moon」
歌手を志した、きっかけの曲
一弦ずつ、音の歪みをチューニングする姿は、
過去の自分、いまの自分、そしてこれからの自分を
一つ一つ、調律しているかのように見えた
音が整う。
奏でるアルペジオと、穏やかに紡ぎだした歌声
このステージから、また、リスタートしてゆく―
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《スペシャルインタビュー：椎名桜月》
Q.初めてのソロコーナー、どうでしたか？
とにかく緊張しました。
22/7に入ってから、ステージに1人で立つ経験は初めてでした。
でも、自分が夢見ていたものが、少しだけ現実になって、
いつものライブとはまた違った環境で、歌う楽しさをすごく感じました。
MCで泣いてしまったのは、悔しいです。
でもあの瞬間、感情がすごく動きました。
普段から感情が、あまり顔にも声にも出ない人間なので、
ああやって、自分の気持ちが動くことに驚きました。
あの瞬間、今までのことを、ぶわっと思い出して、
自分が今ステージに立っていることを実感して、涙が出ました。
そして、もっとあの場所に立っていたいと思いました。
Q．ステージから見える景色は、どうでしたか？
22/7に入る前は、あんなに満員の会場なんて、見たことがなくて、
忘れられない、思わず涙が出そうになる、本当に素敵な景色でした。
ペンライトや声援が、一つ一つが力になりました。
すごく暖かい、ファンの皆さんの気持ちを感じました。
アクアマリンに染まる客席はすごく綺麗で、
それは、22/7に入ったからこそ見ることのできた景色で、
あの景色を、もっと大きな場所で見たいと思いました。
Q.ギターはまた弾きたいですか？
素直に、また弾きたいと思いました。
ライブが始まる前までは、不安とか、怖い気持ちがありましたが、
それを覆すくらい、あのソロコーナーは、私にとっては楽しい時間でした。
緊張もしたし、一人でステージに立つのはすごく怖かったけれど、
でも、もっと長くここに立っていたい、
歌っていたいという気持ちがどんどん増していき、
最後の曲は、まだ終わらないでほしいと考えながら歌っていました。
もう一度、ファンの皆さんの前で、弾き語りができる日が来るならば、
そのときは、もっと成長したと感じてもらえることを目標に、
ギターと歌の練習を頑張りたいと思いました。
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《セットリスト》
1．好きと言ったのは嘘だ
2．曇り空の向こうは晴れている
3．空のエメラルド
〈ソロコーナー〉
椎名桜月 ギター弾き語り
１．Good-bye days YUI for雨音薫２．丸の内サディスティック 椎名林檎
３．Blue Moon ほしな歌唄(CV:水樹奈々)
〈朗読劇〉
男子役・清井美那×女子役・雨夜音
4．Just here and now
5．絶望の花
6．不確かな青春
7．シャンプーの匂いがした
《アンコール》
8．願いの眼差し
〈チャレンジコーナー〉
ポーズdeポーカー
9．循環バス
◆22/7 定期公演『ナナニジライブ2023 #5』
プレイリストはこちら↓
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