SPECIAL
スペシャル
22/7 3期生 定期公演
「ナナニジライブ2026」#2<
1月30日公演
公式ライブレポート
『Overture』
昨日と、同じ会場、同じ時間
まだ冷めきらずに残る余韻
けれど、8人の瞳に映る景色は、
まるで違っていた
白一色だった客席は、
昨夜、与えられたばかりの
メンバーカラーで、
色とりどりに揺れている
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『命の続き』
放たれるセリフも、
昨日とは微かに色を変えて――
ステージで爆ぜる
彼女たちの〝命〟が、
二度と来ない一日を、
特別なものへと、輝かせていく
「なぜ生きているのかって?」
「明日になればわかるよ」
もつれた感情の末に
絞り出されたような
南伊織の声が、
そっと心に寄り添った
✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽
『嫌われるということ』
精錬と衝動を併せ持ち、
響き渡る、
吉沢珠璃の歌声
センターで髪を乱し、
拳を振り上げる、
折本美玲の美しさ
8人の
全身全霊から生まれる、
不思議な共鳴
彼女たちへの応援が、
まるで自分自身を
鼓舞するかのように――
それこそが、
22/7ならではの力だ
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『ソロコーナー』
ステージ中央にあつらえられた、
一本のスタンドマイクへと
静かに歩み寄るのは、
北原実咲
希望、挑戦、羨望――
〝夢〟という言葉のもとで
彼女が経験してきたすべてが
〝声〟に映る独白
「でも、私は嫌だった。
見返してやりたかった……!」
灼けるような感情、
焦がれ続けたものを
ついに、掴んだ今
「あとは私が突き進むだけ。
……悔いのないように」
手にしていた台本を破り捨て、
挑む――
✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽
『舌打ち』
挑発的に、
ときに艶やかに響く、北原の声色
ダークグリーンのペンライトを掲げ、
声を張り上げる客席
ビビッドな照明に包まれた会場は、
まるで共犯関係のような
熱を帯びていく
原曲以上にしゃくり上げられた、
シャウトの衝撃
否定され続けてきた自分
それに翻弄されてきた日々
そのすべてに、
アイドルとして打ち克つ――
そう、最高のリベンジだった
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『朗読劇』
意外な配役に、ざわめく客席
「だって、しょうがないじゃないか。
僕には傘がないんだ」
昨夜の〝あざとさ100%〟の
ソロコーナーとは打って変わって、
橘茉奈が演じるのは、
まさかの男子役
「いつまで雨宿りしてるんだろう、
私たち……」
女子役を演じる吉沢珠璃からは、
橘と話し合い設定したという
〝鈍感な幼馴染〟への
じれったさがにじむ
放課後――
止まない夕立に足を止めていた
二人は、
どしゃぶりの中へと
走り出した
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『あちこちに残された走り書きの意味』
朗読劇の余韻を
抱きとめるように始まった一曲
清々しく伸びやかな、
それぞれの歌声
差し込む照明は、
春の桜、夏の新緑、
青空を思わせ――
青春の匂いが、
ステージいっぱいに
広がっていた
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『とんぼの気持ち』
どうしようもない劣等感
終わらない思春期
ぐるぐると巡る、
割り切れない思いを秘めた
生々しくもアーティスティックな
パフォーマンスに魅せられる
✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽
『僕が持ってるものなら』
心を震わせるのは、
ピカピカの夢を抱いた彼女たちが
捧げる〝すべて〟の尊さ
それを見つめることしかできない
そんなもどかしさを抱えながら、
ただただ、
聴き惚れてしまう
ひと時だった
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『ヒヤシンス』
同じ夢の中で出会い、
結ばれた
ひと夏の思い出も鮮やかに
会場中から降り注ぐ、
やさしい想いを受けて――
いま、一つに咲き誇る
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『理解者』
アンコールを求める声と、
揺れる会場に誘われて――
もがきながらも
〝ここ〟に生きる場所を
見つけた命たち
生まれたばかりの火に
薪をくべるように、
それぞれの名前を呼ぶコールが
会場をさらに熱くしていく
小柄ながらもパワフルな
三雲遥加を核にした爆発力が、
強く印象に残った
✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽
ここで、突如運ばれてきた包み
『循環バス』
今日という物語も、
エンディングを迎える――
夕焼け色に包まれたステージで
微笑みを交わしながら、
この夜を共にした
それぞれの日常へ、
思い出を乗せたバスが走り出す
また会える、その日まで――
✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽・◦・✽
《スペシャルインタビュー:北原実咲》
Q.今回の演目を選んだ理由は?
まだ言葉にしきれていない本音を表現したくて、この楽曲を選びました。
これまでたくさんのオーディションを受けてきましたが、なかなか結果が出ない中で、いつの間にか感情や本音に蓋をすることが、自分を守る手段になっていたように思います。
そんな中、22/7のオーディションを通して、自分の感情ときちんと向き合うことの大切さに気づきました。
今回は、私自身もまだ気づいていない本音のようなものまで含めて表現したいと思い、この楽曲を披露しました。
拙い部分もあるかもしれませんが、受け取っていただけたら嬉しいです。
Q.一人で舞台に立ってみてどうでしたか?
すっごく緊張しました…!
やっぱり、1人で立つステージは不安ですね。
今までもピアノの発表会などで、1人で舞台に立つ経験はありましたが、今回はまったく別物でした。
これまでは「入賞するか、しないか」という結果だけに意識が向いていて、どこか気持ちが楽だったんだと思います。
でも今回は、お客様が聴いてくれている、観てくれているという、すべての視線が自分に向けられた環境でのパフォーマンスでした。
正直、心臓が飛び出そうなくらい緊張しました。
それでも、不思議とそこに「敵ではない」という空気を強く感じて。
皆様の掛け声や、温かい拍手が本当に嬉しくて、とても新鮮な感覚でした。
こんなにも優しくて温かい環境で、私がパフォーマンスしていいものなのか…!
そう思ってしまうほど、驚きと喜びに満ちた時間でした。
Q.良かった点はどこですか?
個人的に一番印象に残っているのは、ファンの皆様と直接交流できたことです。
パフォーマンス中の掛け声やお見送り会で、「良かったよ!」「かっこよかったよ!」「素敵だったよ!」と生声で言葉をかけていただけたことが、本当に嬉しく、心に沁みました。
全体を通して感じたのは、少しずつではありますが、パフォーマンスの技術が確実に上がってきているかなというところです。
3期生はネガティブ寄りな性格の子が多く、正直、空気感も重くなりがちですが、それでも今回のパフォーマンスは終演後の表情がお披露目の時よりも明るくなっていたのではないかなと感じました。ソロステージや朗読劇中、自分の出番がない子も仲間を見守る余裕が出てきていたり、 しっかり自分と向き合う時間を作って精神統一している子がいたりと、自分なりのルーティンをわかって備えているのが凄く印象的でした。未熟ではありますが、みんなプロなんだなぁって。
Q.ステージを通して、学んだことはありましたか?
まだまだ緊張に弱いということです。
自分がこれまで練習してきたことを、本番でうまく出せるか不安になると、どうしても余計な考えが浮かんできてしまいます。
それに打ち勝てるのは「自信」だと思っていて、その自信はやっぱり練習量からしか生まれないと感じました。
だからこそ、これからも一回一回の練習を丁寧に積み重ねていきたいです。
そうすることで、パフォーマンスにも余裕が生まれ、ファンの皆さんを飽きさせることなく、もっと楽しんでいただけるステージを届けられるのではないかなと思いました。頑張ります!
※文責:キツカワトモ
※写真提供:ソニー・ミュージックレーベルズ
■22/7 3期生 定期公演 「ナナニジライブ2026」#2
1月30日公演概要
▼会場
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
▼公演日時
2026年1月30日(金) 開場18:30/開演19:00
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▼セットリスト
01.命の続き
02.嫌われるということ
〈ソロコーナー〉
北原実咲
03.舌打ち
〈朗読劇〉
男子役・橘茉奈 × 吉川役・吉沢珠璃
04.あちこちに残された走り書きの意味
05.とんぼの気持ち
06.僕が持ってるものなら
07.ヒヤシンス
《アンコール》
08.理解者
09.循環バス