SPECIAL

スペシャル

22/7 3期生 定期公演
「ナナニジライブ2026」#3
2月25日公演
公式ライブレポート

『Overture』



春一番からの、冷たい雨――

思うようにはいかない日々の憂いも、
一斉に前を向いた8人の姿が、
軽く蹴飛ばしてくれる

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『命の続き』


約一ヶ月ぶりの2月公演

「明日は、明日は、明日は」

吉沢珠璃の渇望が、ほとばしる

今日という〝明日〟を目指して、
あれからまた、
どれほどの研鑽を積んだのか

一曲目から、それは明らかだった――

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『嫌われるということ』
「人を嫌いになったことはあるか?」



後方から颯爽と突き刺す、
折本美玲の芯の通った問い

「無理しない方がいいって
 大人になって気付いただろ?」

黒崎ありすの冷めた言葉の奥に、
覗くアンビバレントな感情

楽曲世界を体現することに
すべてを懸けるように、
倒れ、転がる、全身全霊の美しさ

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『とんぼの気持ち』

プライドと劣等感の狭間で、
空を見上げるうつろな瞳たち

儚い命を燃やし尽くす
アウトロのフリーダンスが、
胸を焦がす――


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『ソロコーナー』

南伊織が、軽やかに口ずさむ、
「オー・シャンゼリゼ」



ステージを、
まるで散歩道に変えてしまう

ベンチに腰を下ろし、本を手に取る



「夢を追いかける私を、
 止めることはできない」

涙で声を詰まらせながら紡ぐ、
覚悟の独白――

〝主人公〟に応募したあの日

そこから始まった物語は、
いまも確かに続いている

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『箱庭の世界』

ここは、アイドルの世界――

飛び込んだことを、
〝正解〟にするのは、自分自身

唯一無二の重厚な歌声と、
ダンス、そして表情で、
閉塞を打ち破る



もう、
レッテルを貼られた日の南はいない

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『朗読劇』

純情な少年を演じる北原実咲と、
不思議な少女を演じる三雲遥加




どきまぎ、ドキドキ……

二人の背後に置かれた、
それぞれの地球儀

別々の世界が
引力で引き合うように、
甘酸っぱい青春が描かれていく


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『韋駄天娘』

心をはやらせるイントロに、
歓声が上がる

グループ初期の屈指の盛り上がり曲を、
この8人で初披露する



先頭に立つのは、
この日お披露目した
ショートヘアが爽やかな北原

それを追うように、
8人の名前を呼ぶコールが、
場内に響きわたる

両手で作るうさぎ耳を揺らしながら、
いたずらっぽく微笑む姿に、
胸がときめいた

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『理解者』

フォーメーションが移る瞬間だった

ふと重なる先輩たちの面影に、
受け継がれてきた、尊さを感じた


「誰が僕の理解者か?」

吉沢と橘茉奈の叫びに、
客席の熱が応える



真実も、未来も――
確かに、ここにある

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『ヒヤシンス』

「ハッとしたんだ」

一列に並び、
思い思いに浮かべる、
その表情の愛おしさ


いくつもの物語を刻んできた
渋谷の街で、
こうしてまた、季節が巡っていく


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『あちこちに残された走り書きの意味』

彼女たちにとって、
この場所は、大切な学び舎

その一声、一振りが、
未来への〝サイン〟として、
刻まれていく――


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『二つの道』

先輩たちも7人で披露した、
15人体制初のシングル曲

まだ経験の浅い、
小さな騎士団――



それでも、今だからこそ、
その歌声に宿る思いがある


「ホントの友はいつだってライバルだ」

優雅で壮大な旋律に身を委ね、
冒険は、まだ始まったばかりだ

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『未来があるから』



感傷を切り裂く、
無数の青いライトが揺れる

新アレンジで響く、
エッジの効いたシンフォニックロックに、
8人の衝動が大きなうねりとなる


「君が思ってるより、僕はいい人じゃない」

北原のドラマチックな声が、胸を打つ

「何を信じてる?」
「何を信じたい?」

三雲と桧山が向き合い、
強くその手を、握りしめ合う


そして――
背中合わせになった南と共に、
桧山は、美しい咆哮を上げた

メロディアスな疾走感の中で、
新たに加えられた振付も激しさを増す

新時代の到来を告げる、
そんな、一曲だった

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『循環バス』

初披露曲の重荷を下ろし、
笑顔こぼれる、いつもの〝帰り道〟へ



名前入りのタオルが揺れる客席を、
初めて抱く恋心のようなまなざしで、
じっと見つめる8人――

この夜もまた、
やがて思い出へと巡っていくのだろう

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《スペシャルインタビュー:南伊織》

Q.今回の演目を選んだ理由は?
少しでも自分のことを知ってもらいたいという純粋な気持ちから、自分の内面に近い楽曲を選ばせていただきました。また、「箱庭の世界」は、ダンスがかっこよくて、初めてダンスを見た時から、いつか自分もこの楽曲を歌って踊りたいと思っていましたし、それができる自分になりたいと思っていたからこそ、この楽曲に挑戦させていただきました。

Q.一人で舞台に立ってみてどうでしたか?
練習の時のほうが緊張していたかもしれません。
本番は、少しワクワクしながらも、緊張より、「今はこの舞台上にひとりなんだ、自由だ、何をしても良い」――いつもの自分ではない瞬間を感じ、心地よかったです。

Q.良かった点はどこですか?
パフォーマンスにちゃんと集中することができた点です。自分の作り上げたいソロステージの世界観に入りながら、一方で、冷静に取り組むことができたと思います。そして、何より心から楽しめたことが自分としては良かったのではないかと感じました。

Q.ステージを通して、学んだことはありましたか?
今まで、ステージに対して恐怖心を持っていましたが、ステージで楽しむことの大切さや表現することの楽しさを学ぶことができました。また、ステージに立たせていただくことの貴重さ、有難みを改めて感じました。 ソロコーナーが終わった後、舞台袖で、人としての在り方のようなものを学んだと感じていたことを覚えています。

※文責:キツカワトモ
※写真提供:ソニー・ミュージックレーベルズ

■22/7 3期生 定期公演 「ナナニジライブ2026」#3
2月25日公演概要

▼会場
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

▼公演日時
2026年2月25日(水) 開場18:30/開演19:00

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▼セットリスト
01.命の続き
02.嫌われるということ
03.とんぼの気持ち

〈ソロコーナー〉
南伊織
04.箱庭の世界

〈朗読劇〉
村本役・北原実咲 × 田島役・三雲遥加

05.韋駄天娘
06.理解者
07.ヒヤシンス
08.あちこちに残された走り書きの意味
09.二つの道

《アンコール》
10.未来があるから
11.循環バス

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